QJMOTOR MOTOGP

イバン・オルトラは2016年に初めてレースに出場し、わずか3年後にはヨーロピアン・タレント・カップで頭角を現し、3勝を挙げました。翌年にはイサン・ゲバラに次ぐ総合2位でシーズンを終えました。

しかしその翌年は、表彰台には5回登ったものの、アロンソ、ファン・デン・グールベルグ、フェルナンデスの3人に敗れ、前年のような成績は残せませんでした。

バレンシア出身のオルトラは、同じ年にレッドブルMotoGP™ルーキーズカップ（Red Bull MotoGP ™ Rookies Cup ）でも5度の表彰台に立ち、アラゴンでは優勝も果たしました。

2021年には、 FIM CEV RepsolのMoto3™クラスにも参戦し、ルーキーズカップと両立しました。この年はそれぞれ総合4位と総合2位という好成績を収め、MTAチームからの評価を得て、2022年よりMoto3™世界選手権への参戦が決定しました。

オルトラはMoto3™デビューイヤーとなる2022年に印象的な走りを見せ、ほとんどのレースでポイント圏内に入りました。そして2023年には、アメリカズGPとスペインGPで世界選手権初優勝を飾り、ワールドチャンピオンシップで通算2勝を挙げました。さらに地元バレンシアGPでは表彰台に立ち、シーズンを総合6位という素晴らしい成績で締めくくりました。

QJMOTOR FRINSA MSIチームの指導のもと、2024年に注目すべきライダーの一人として頭角を現しています。