長いサマーブレイクもそろそろ終わりを迎え、QJMOTORファクトリーレーシングチームはWorldSSP第9戦に向けて、フランス・ヌヴェールのマニクールサーキットへと向かいます。

今回の大きな話題は、新型マシン「SRK 800 RR」の登場です。ラファエレ・デ・ロサ選手とニキ・トゥーリ選手がフランスラウンドでデビューさせる予定で、両選手とも走行を心待ちにしています。

この新マシンは、QJMOTORが過去2年間のスーパースポーツ世界選手権で培った経験をもとに設計・開発したもので、同社のレーシングプロジェクトにとって大きな前進となります。

イタリア人のデ・ロサとフィンランド人のトゥーリは、9月5日金曜のプラクティスから本格的な調整を開始し、9月6日土曜・9月7日日曜のレースでそのポテンシャルを引き出していく計画です。

マニクール・サーキットは、フランス・ブルゴーニュ地方のニエーヴル県に位置しています。1960年に建設されましたが、国際的に注目されるようになったのは1980年代以降で、改修はいずれもオーバーテイクの機会を増やすことを目的に行われています。サーキット内のいくつかのコーナーには、いくつかのコーナーには、エストリル、アデレード、イモラ、ニュルブルクリンクといった他サーキットの名が付けられており、それらのコーナーを模したレイアウトとなっています。コース全長は4.411kmで、17のコーナー（右9、左8）で構成されています。

フランスラウンドの全スケジュールは、こちらのリンクからご覧いただけます。
（海外サイトに飛びます）
https://www.worldsbk.com/en/event/FRA/2025

「新しいSRK 800 RRに乗るのが本当に待ちきれません！ QJMOTORのみんながマニクールでこのマシンを使えるように全力で取り組んでくれたことを知っていますし、前のマシンと比べても競争力という点で大きな前進になると確信しています。新しいマシンに自分のライディングスタイルを合わせて適切にセットアップするには時間がかかると思いますが、このマシンの持つ可能性を引き出そうと意欲に満ちた素晴らしいチームがいるので、とても心強いです。」

「夏は家族と過ごしながら、この大事なマニクール戦に向けてしっかりトレーニングを積んできました。初めてSRK 800 RRに乗り、その性能を試せることを本当に嬉しく思います。このサーキットがとても好きなので、フランスでデビューできるのも嬉しいですね。新しいマシンをすぐに高いレベルへ引き上げられるよう、チーム全員で全力を尽くします。フランスではトップライダーたちと競い合いたいですが、マシンを理解して仕上げるには時間がかかることも分かっています。それでも、僕たちの情熱が必ず良い結果につながると信じています。」